UserStreamの廃止とその対策
UserStreamの廃止
UserStreamとはTwitter社が提供するAPIの機能の一つであり、リアルタイムにツイートや通知が取得できる強力な機能の一つです。
現在では多くのサードパーティ製のアプリなどで採用されています。いました。
知っての通り2018年8月16日にTwitterのUserStreamは廃止されます。
対策1. Twitterをやめる
そろそろ現実に向き合うべきかもしれない。
対策2. Mastodonに移行する
去年の話題になったMastodonは今も活発に動いているようです。
今後のTwitterAPIの衰退によって多くのユーザーがMastodonに移行することが予想されます。
MastodonはTwitterと同じようにAPIを使用できるため、古いTwitterに似たような形を楽しむことができます。
対策3. TweetDeckを使用する。
TweetDeckは既にUserStreamではなく、 statuses/home_timeline
のAPIを数秒に一度呼び出す仕様に変更されたようです。
通常の開発者が作成するアプリでは、15分に呼び出せるAPIの上限(rate_limit)が15回に設定されています。しかし、TweetDeckをはじめとした公式のソフトは180回に設定されているので、5秒に1回の更新頻度でTLの更新が可能です。おのれ。
User Streamsが廃止されたらTweetDeckはどうするんだろう、すでにAccount Activityを実験的に使ってるのかなと思って調べてみた。
— Antun (@antungame) 2017年12月20日
User Streamsはすでに使っておらず、home_timelineを数秒に一回呼びまくるという男気溢れる実装に変わっていた。rate_limit優遇されてるから可能な暴挙。
対策4. 公式のキーを乗っ取る
公式のコンシューマーキーは実は流出しています。
これを使用することで公式と同じrate_limitになり、home_timelineのrate_limitは180回になります。
要するにスマホアプリでもTweetDeckと同じように5秒に1回更新できるわけです。
ただし使う時はくれぐれも自己責任で、公式の利用規約に違反する恐れがあります。
対策5. 全員リストに突っ込む
8月17日追記
フォロワー全てをリストに入れて、lists/statuses
を呼び出す方法です。詳しいことは上の引用記事を参照ください。
lists/statuses
のrate_limitは900回/15minなので、1秒に一回TLを更新できます。
準備がやや面倒なのを除けば多分この方法が最適解に近いのでは無いでしょうか